シマノの1.5尺刻みに注目です! 朱紋峰 嵐月

シマノが「朱紋峰 嵐水」「朱紋峰 嵐馬」のニューモデルとしてリリースしたのが「朱紋峰 嵐月」。

「スパイラルXコア」や「タフリリアン」嵐水から受け継いだ「紋竹模様」など特徴はいろいろありますが、最大の注目点は1.5尺刻みという長さ設定にあると思います。

シマノ「朱紋峰 嵐月」(シマノ2019カタログより)。嵐月は使用した事はありませんが「嵐水」は21尺と18尺を使っていました。軽量竿にはないガッチリした安心感と、紋竹模様が気にいってました

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朱紋峰 嵐月の1.5尺刻みについて

まず、竿のラインナップを簡単に紹介します。

長さ継ぎ数重さ価格
7尺340g5万3,000円
8尺350g5万4,000円
9尺360g5万6,000円
10.5尺
(3.15m)
365g5万9,000円
12尺480g6万7,400円
13.5尺
(4.05m)
485g7万5,850円
15尺590g8万4,300円
16.5尺
(4.95m)
596g9万3,100円
185105g10万1,900円

といった、7-18尺までで9本。あまり出番の多くない7尺を除けば8本ということになります。

本格的な野釣りを目指すなら、この8本に「閃光PかLの21尺と24尺があればほぼ満足の行く釣りが出来ると思います。

これを、従来のように1尺飛びで8尺から揃えると、8、10、12、14、16、18の5本になります。

「なんだ、買う竿の本数増えてる」と思った人もいるでしょうが、メーカー側からすれば1尺刻みに7尺から18尺までをラインナップさせようとすると12本もの竿をラインナップさせなければいけません。

それを3/4本の9本で、1種類の竿のラインナップが完成するワケです。へら鮒釣り人の減少に伴い、メーカー側も品質の確保をしながら全体でのコストダウンを考えているのが、この1.5尺刻みの提案だと思います。

コミや握り、穂先径など細かく見ればいろいろありますが、基本的に単純な造りである釣竿は、グラスが出たり、カーボンが出現するなどの大きな素材の変化がないと驚くほどの新製品は生まれてきません。

シマノでは他に、「飛天弓 柳」や「飛天弓 頼刃またたき」なども1.5尺刻みでラインナップしています。

長尺ものにいち早く、飛び尺をラインナップさせたのもシマノでした。

シマノにはこれからもへら鮒竿のトップメーカーとして活躍して欲しいと思います。

シマノさんへのお願い

メーカーさんとしては、困ったモノでしょうがヘラブナ竿の寿命は相当に長いです。

「初代 普天元」や「普天元 大我」「閃光R やG」などよく釣り場で見かけます。

ところが、こういった竿のパーツはほとんどが「修理不能」の状態です。

メーカーさんとっては、ただの1本の竿で「新しいの買ってよ」という話だと思いますが、釣り人にとっては「大切な思い出の詰まった1本である事が少なくありません」。

とくにヘラ師は、へら鮒一筋○十年という方も珍しくありません。他の釣りと違い、長い期間続ける釣りなのです。

「この竿で〇〇で〇キロ 釣って優勝した」とか「これで相模湖で尺6寸、やっと上げたんだよ」などの思い出がある竿を持っている方もいるでしょう。

最近では、オートバイメーカーが数十年前のバイクのシリンダーヘッドを再販したり、車メーカーが長期にシリーズが続く車の部品を供給したりしています。

そこでシマノさんにも、せめてフラグシップである普天元や特作シリーズなどの部品は限定販売して欲しいのですがいかがでしょうか。

軽量の閃光シリーズは素材の関係があるので、難しそうな気もしますが、決して「新しいほど性能がいい」というワケではないのはシマノさんが一番良くわかっていると思います。

仕組みはよくわかりませんが「初代 普天元」や「普天元 大我」の部品作りにクラウドファンディングなどを利用してみるのも有りだと思います。

へら鮒人口が増え続け、次から次へと出る新製品がどんどん売れていく時代ではなくなってきました。シマノさんには、ぜひこうした現状に合ったへら鮒竿のクオリティの維持が出来るビジネスを考えて欲しいと思います。

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