50cm超えの巨ベラ釣り!

もともと植物性プランクトンを主食にしているへらぶなは、他の鮒にくらべ成長も早く非常に大きくなります。50cmオーバーも珍しくなく、青森県の姉沼で64cmのへらぶながリール釣りにかかり新聞で話題になったこともあります。

ほとんどの釣り場で1年のうちでもっとも巨ベラが狙えるのが、4月から6月いっぱいほど。いわゆる「のっこみ期」にあたり、大型のへらぶなも接岸し、盛んに餌を摂ります。この時期は警戒心も薄らぐのか、40cm上がずらりと揃う夢の様な釣果も珍しくありません。

本サイトのTOPページでも使った50.8cmほどの大型へら。河口湖での釣果だ。釣り人はN氏。尻尾をよく見ると下側が擦り切れている。これは、産卵時に尻尾を使い葦や蒲などの草を激しく叩くためで、この巨ベラもたぶんもう1回は産卵していると思われる。また、魚は陸にあげて写真を撮った時に眼が下がっているのは生きている証拠。真ん中に目玉が来る魚は死んだ魚です
本サイトのTOPページでも使った50.8cmほどの大型へら。河口湖での釣果だ。釣り人はN氏。尻尾をよく見ると下側が擦り切れている。これは、産卵時に尻尾を使い葦や蒲などの草を激しく叩くためで、この巨ベラもたぶんもう1回は産卵していると思われる。また、魚は陸にあげて写真を撮った時に眼が下がっているのは生きている証拠。真ん中に目玉が来る魚は死んでいる魚です

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関東地方で50cmオーバーを狙うなら、相模湖、相模湖上流の上野原、津久井湖、富士五湖の河口湖、山中湖、千葉の亀山ダム、荒川沿いの釣り場などがおすすめ。

一昔前は、40cmのへらぶなといえば、そうそうお目にかかれる大きさではなかったが、最近では放流や品種改良が進んだのか40cm程度ならどの釣り場でも期待できる。ただ、40cmと42cmでは見た目の大きさは2cmの差どころではなく、倍ほども違うように見える。同じように42cmと45cmを比べると大人と子供ほどの違いがある。40cmを超えた1cmの違いは、それほどに大きく感じるのだ。

50cmの巨べらともなれば、「釣った時、足が震えた」と多くの50cmを釣り上げた人がコメントするのもうなずける。

【巨ベラ釣りのエサ】
大型のへらぶなには、なぜかマッシュ系のエサがいい。それも大きく付けてじっくりと待つという釣り方が有効だ。
管理釣り場用の麸主体のエサでは、釣れないわけではないが型が小さくなるような気がする。さらに、巨ベラの口は想像以上に大きく、アオリが強いのである程度ネバリを出すことも必要だ。

最近ではあまり見ることのできないアタリだが「キザミ込み」というアタリがある。宙釣りで大きなエサを付けていると、トップの先端からトップの付け根ぐらいまでがゆっくりと上下に動く。その幅がだんだんと小さくなり・・・エサ落ち。こんな時も少しネバリを加えてやると、最後にツンと入ったり、ズズっと弱めに当たったりする。

大型へらが釣れている時に注意したいのが、小さいアタリ。トップを消しこむようなアタリで超大型が釣れてくることは稀で、ほとんどが「アレッ、当たったかな」と思うようなアタリだったり「ズッ」と小さく押さえこむようなアタリだ。こういうアタリでゴツっと乗り地面にへばりつくような感じになった時にはデカイ。

大型へらを狙う人が多い相模湖では、こぶし大のマッシュを使う人もいる。振り込む時には、ドボンと大きな音がするほどだ。とにかく焦らず、じっくりが大型釣りの秘訣。間違っても、落ち込みのアタリなどに手を出してスレを作ってしまうのは禁物。場合によっては、その失敗一つで50cmのへらぶながいなくなってしまう。

余談になるが、かつて霞ヶ浦の北浦で40cm超えの巨ベラが数多く釣れ注目されたことがある。もう知る人も少なくなってしまったと思うが、昭和40年代のことだと記憶する。霞ヶ浦のへらぶなは、1931年(昭和6年)ごろに琵琶湖からゲンゴロウブナが放流されたものがルーツになる。

この釣れた時期に登場したエサが変わっている。「霞ヶ浦の大型はシャジャで釣れる」という話が広がったのだ。シャジャというのは、イサザアミのことで、オキアミを小型にしたエビのようなアミ類。汽水域やかつては海であった淡水の湖沼(海跡湖)に生息するので北浦にも棲み、シャジャと呼ばれていた。

へらぶなは、植物性のエサを好むが動物性のエサをまったく食べないわけでない。冬のワカサギ釣りのサシにかかってくることもあるし、ハリをしっかりくわえルアーで釣れることもある。

管理人が実際にシャジャで釣ったことがあるわけではないので詳しくはわからないが、練りエサに混ぜたりして使ったようだ。その頃に「シャジャ入り」と書かれた練りエサが売られていたのを覚えている。

50cmが釣れた日の岸近くには、大型へらの群れが。どれも40cmをたっぷりと超えそうな大型ばかりだった
50cmが釣れた日の岸近くには、大型へらの群れが。どれも40cmをたっぷりと超えそうな大型ばかりだった 少し日が高くなると、へらぶな達が叩き(ハタキ)だした。水草に向かって盛んにバシャバシャと音を立てながら産卵。こういう時は、産卵しているへらぶなはエサを喰わない。その回りにいるへらぶなが口を使う。同じ叩きでも、エサをよく食うハタキとエサをまったく追わないハタキがある。管理人の経験では、ハタキのある時はほとんどが増水時だが、その水が少し下がったらそれまではよく口を使い入れ食いだったのが、ピタッと止まりスレばかりになってしまったことがある
少し日が高くなると、へらぶな達が叩き(ハタキ)だした。水草に向かって盛んにバシャバシャと音を立てながら産卵。こういう時は、産卵しているへらぶなはエサを喰わない。その回りにいるへらぶなが口を使う。同じ叩きでも、エサをよく食うハタキとエサをまったく追わないハタキがある。管理人の経験では、ハタキのある時はほとんどが増水時だが、その水が少し下がったらそれまではよく口を使い入れ食いだったのが、ピタッと止まりスレばかりになってしまったことがある
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【50cmを狙う仕掛け・その他】
大型を狙うにはそれなりの太仕掛けが必要。道糸も1.5号以上、ハリスは1号から1.5号は欲しい。50.8cmは、道糸2号、ハリス1.5号だ。浅場だったので、竿を立てるのが難しい状況だった。ハリも大きめの太軸が安心。オーナーのダムサイトや昔ながらの伊勢尼型で、10号から13号ほどが標準的。

大型では意外に長竿浅場での釣りが多くなる。そのためには、短いが浮力のあるウキが欲しいところだ。3枚合わせや4枚合わせのウキがあると心強い。

玉網は、最低でも尺3寸。だいたいの魚は水の中に玉を入れると驚いて余計暴れるので、玉を入れるタイミングも大切。さらに45cmクラスになると、想像以上に重いので、脇の下に玉の柄をはさんで使える2本物の柄が実用的だ。

へらぶなは群れで泳いでいる。だから同じような大きさの魚がそろうことになる。30cmのへらぶなばかりが釣れている所に、いきなり50cmが顔を出すことはまずないと思っていい。40cm上が多く、45cmを超えるようなへらが何枚も混じって釣れてくるようなら、近くには必ず50cmクラスがいる。

写真の50.8cmが釣れた日にも、45cm以上が何枚も釣れてきた。そんな日に当たったら、ぜひ50cmを狙ってみよう。エサをわざと大きくして、じっくりと待ったり、宙釣りなら、いきなりタナを2尺ぐらい下げてみるなどが効果がある。

50.8cmとは別の日の河口湖。玉の外径が約40cm。45cmを超える大型だ。この日は、4人で40cm上が85枚、38cmが1枚の釣果。残念ながら、50cmは姿を見せなかったが、45cm上が15枚ほど、最大は49cm弱だった
50.8cmとは別の日の河口湖。玉の外径が約40cm。45cmを超える大型だ。この日は、4人で40cm上が85枚、38cmが1枚の釣果。残念ながら、50cmは姿を見せなかったが、45cm上が15枚ほど、最大は49cm弱だった 大型の取り込みに、焦りは禁物。じっくりと寄せてから玉網を出すのがコツ。しっかりと口を出して空気を吸わせてから玉を出す
大型の取り込みに、焦りは禁物。じっくりと寄せてから玉網を出すのがコツ。しっかりと口を出して空気を吸わせてから玉を出す やはり45cm超えの巨ベラ。お腹が大きいへらは大切に扱いたい。なるべく手早く写真を撮りすぐに放流した
やはり45cm超えの巨ベラ。お腹が大きいへらは大切に扱いたい。なるべく手早く写真を撮りすぐに放流しました
大型を狙うには竿の選択も大切。大型の引きに負けないパワーのある竿が欲しいところだ。軽量タイプではなく、しっかり造り込んだ竿を選びたい。変に先だけ曲がる竿ではなく、全体がきれいな弧を描く竿を選ぶと取り込みもスムースだ
大型を狙うには竿の選択も大切。大型の引きに負けないパワーのある竿が欲しいところだ。軽量タイプではなく、しっかり造り込んだ竿を選びたい。変に先だけ曲がる竿ではなく、全体がきれいな弧を描く竿を選ぶと取り込みもスムースだ

※ページの最終更新日 2016年02月10日

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【役に立つへらぶなアンケート】


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寒期の標準の道糸は?
盛期の標準のハリスは?
寒期の標準のハリスは?
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