東京の西側の代表的な釣り場です。神奈川と東京の県境を流れています。是政、京王多摩川、和泉多摩川、二子玉川などの中流域ではフナやコイ、ヘラブナなどが釣れます。
うれしいのは、最近では川の汚れが少なくなってきたためか、中流域でもアユ釣りができるようになったことです。もともと多摩川のアユは将軍家へも献上されたほどの名物でした。
多摩川には、登戸(和泉多摩川)、稲田堤などに小さなダムのような堰があります。堰のすぐ上流や下流はたいてい、よく釣れるポイントになっています。一時はかなり少なくなった、ヤマべやクチボソなどの小さな魚も増えてきました。リール竿による鯉釣りも人気です。
多摩川の釣りで一番利用者が多いのが、自転車か小型のバイクだと思います。車は駐車場が限られるので、あまり使い勝手がよくありません。
多摩川の土手にはサイクリング道路がつづいているので、自転車でも走りやすくポイント移動も楽にできます。
電車では、小田急線利用なら東京側なら和泉多摩川駅、神奈川側なら登戸駅になります。どちらの駅からも川辺までは10分程度です。
京王線は、東京側は京王多摩川、神奈川側は稲田堤になります。どちらもやはり10分ほどで川沿いに出ます。
多摩川の中流域は全体的に遠浅で、ちょっと水深のあるところはほとんどがいいポイントになっています。また、「ワンド」と呼ばれる、川の一部が池のようになっているところもポイントです。
コイやフナ狙いなら練り餌がよく使われます。マブナやクチボソなどには赤虫、ヤマベ(オイカワ)はサシがエサとしては一般的です。
アユ釣りは、まだまだ釣り人が少ないですがコロガシと呼ばれる釣り方がほとんどです。
多摩川の釣りで一番大切なことは、ポイント探しです。釣り人が集まっているところや遠くから自転車が止まってるのが見えると、周囲はたいていいいポイントになっています。
また、堰と呼ばれる小いさなダムのようなところが何か所かありますが、その上下流も狙い目です。
注意したいのは、多摩川は河川工事が多く、しょっちゅうポイントが変わることです。ついこの前まではいい釣り場だったところが、突然水がなくなったりもします。そういったときは、自転車に乗っているベテランそうな釣り師に声をかけて聞いてみてください。
![]() 多摩川ではヘラブナも釣れますが、マブナや小ゴイに混じって釣れてくるという感じです |
![]() 堰の上流は水が流れずにコイやフナのポイント、下流はヤマベなどが狙えます。写真は稲田堤の堰です |
![]() 足場の悪いところもあるので、ビニールシートや釣り台と呼ばれる道具を持っていくと重宝します |
![]() 春先なら、写真のような小さなプールのようなところでも、短い竿でフナやコイが釣れます |
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